第21回研究会「オーバーツーリズム再考 〜集中と分散をコントロールし、快適性と賑わいを確保する〜」【2025年10月28日(火)】
人類を脅かす感染症の世界的大流行を経て人の移動が再拡大し、国内外の観光地で特定の地域に観光客が集中するオーバーツーリズムの問題が起きています。中でも、国内では京都、鎌倉、白川郷等でこの問題が取り沙汰され、これまで想定しえなかった問題、対策の難しい問題が発生しており、野趣あふれる自然、貴重な自然、脆弱な自然資源を持つ自然公園が、かつての過剰利用問題とともにこのオーバーツーリズムと向き合っていくことになりそうです。人の集中は渋滞、長い待ち行列等を引き起こす負の側面を持ちますが、うまくコントロールすれば賑わいの創出を図ることができ、今回の自然公園研究会ではオーバーツーリズムを再考し、集中と分散をコントロールし快適性と賑わいを確保する方法について議論します。