自然公園研究会の関連情報をご紹介します。

野生動物と国際観光シンポジウムの開催案内

平成29年4月9日(日)13:30~17:00

会場:明治大学駿河台校舎グローバルフロント ・グローバルホール

   (〒101-8301千代田区神田駿河台 1-1 グローバルフロント1階)

★事前申込み不要 チラシはこちら


<テーマ>

野生動物と国際観光の現状と課題を考える


  • <プログラム>

  • 13:30-13:35  開会
  • 13:35-14:30  「Wildlife tourismにおける現状、機会とジレンマ」カーティン スーザナ(英国ボーンマス大学 マネージメント学部観光科 准教授)
  • 14:30-15:00  「都市近郊林における野生動物への餌付けの実態と利用者の意識」愛甲 哲也(北海道大学大学院農学研究院 准教授)
  • 15:00-15:30  「奄美大島における野生動物ツーリズム:保全が持続的な観光を促進する」久保 雄広(国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター 研究員)
  • 15:30-15:45  コーヒーブレーク
  • 15:45-16:15  「地獄谷野猿公苑スノーモンキー観光の現状と課題」増尾 はる子(長野県通訳ガイドネットNIGN代表・信州大学国際交流コーディネーター)
  • 16:15-16:45  議論
  •            コーディネーター: 長畑 誠(明治大学専門職大学院ガバナンス研究科 教授)
  •                       ジョーンズ トマス(立命館アジア太平洋大学 准教授)

  • <お問い合わせ先>
  •  E-mail:nparkjapan@gmail.com 


推進費シンポジウム『持続可能な地域社会と自然保護地域』

平成28年11月26日(土)13:00~17:00

会場:公益財団法人日本交通公社 旅の図書館内 ライブラリーホール

   (東京都港区南青山2-7-29、URL参照) https://www.jtb.or.jp/library/access

★参加費無料

★事前申込みが必要 11月23日〆切 チラシはこちら


<趣旨>

国立公園をはじめとした自然保護地域の役割は、社会の変化に合わせて変化してきています。私たちの研究プロジェクトでは、自然保護地域を生物多様性保全と持続的地域社会構築を両立させるモデル地域と捉え、モデル地域での経験を保護地域外へと拡げ、広域の地域全体が持続的地域社会として生まれ変わっていくことを最終目的としています。

今回のシンポジウムでは、こうした自然保護地域の新たな役割を実際に推進していくために必要なガバナンス(誰がどのように意志決定を行うか)のあり方を、観光、防災という地域の喫緊の課題を参照しつつ、ご参加の皆さんと共に考えたいと思います。


  • <プログラム>

  • 総合司会:赤坂 宗光(東京農工大学講師)

  • 13:00-13:05 開会の挨拶                     土屋 俊幸 (東京農工大学教授)
  • 13:05-13:30 報告1「自然保護地域のガバナンス」         土屋 俊幸(東京農工大学教授)
  • 13:30-13:55 報告2「アメリカ国立公園局による地域協働の取組み」 熊谷 嘉隆(国際教養大学教授)
  • 13:55-14:20 報告3「観光による地域振興と自然保護地域」     寺崎 竜雄(公益財団法人日本交通公社理事)
  • 14:20-14:30 休憩
  • 14:30-14:55 報告4「被災地レジリエンスと自然保護地域」     山本 清龍(岩手大学准教授)
  • 14:55-15:20 報告5「自然保護地域管理・利用規制の評価」     愛甲 哲也(北海道大学准教授)
  • 15:20-15:35 コメント                      宮内 泰介 (北海道大学教授)
  • 15:35-15:50 休憩
  • 15:50-17:00 パネルディスカッション
  •               ●座長:栗山 浩一 (京都大学教授)
  •               ●パネリスト:全員

  • <お問い合わせ・お申込先>
  • 国立公園推進費プロジェクト E-mail: np4_1407@cc.tuat.ac.jp (担当:東京農工大学大学 林 好美)


日本造園学会平成27年度全国大会ミニフォーラム「国立公園のガバナンスと合意形成」

平成27年5月24日(日)17:00~18:30

会場:東京大学弥生キャンパス2号館化2教室(ミニフォーラム第6会場 )


目的

国立公園は昨年80周年を迎え、2014年11月発行の『ランドスケープ研究』78巻3号で特集が組まれるなど歴史について考え見直す機会となった。しかし、自然とのふれあい志向や自然保護概念の変化への対応、弱い地域制という国立公園の特徴を踏まえたガバナンスの構築は依然として求められており、地域との協働による管理運営の方法論に関する議論の進展が望まれる。以上のような問題意識から、ガバナンスと合意形成を議論の中心に据え国立公園のあり方に関する議論の場を設ける。企画するミニフォーラムでは①保護地域を含め公園緑地における地域住民との協働、合意形成の現在、②ガバナンスの観点からみた国立公園が持つ脆弱性や課題、③国立公園のガバナンスと合意形成に関する今後のあり方、の3点について議論し、情報共有を図り、今後の方向性を見いだすこととしたい。


  • 話題提供
  • 保護地域における協働管理:土屋俊幸(東京農工大学大学院農学研究院)
  • 国立公園の協働型管理:調整中(環境省自然環境局国立公園課)
  • 弱い地域制:田中俊徳(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
  • 公園緑地の管理とガバナンス:藤本真里(兵庫県立人と自然の博物館)

  • 企画責任者・司会進行:山本清龍(岩手大学農学部)
  • 企画・運営:田中伸彦(東海大学)・古谷勝則(千葉大学)・ 愛甲哲也(北海道大学)
  • 連携する団体:環境省国立公園課、IUCN(国際自然保護連合)、WCPA-J(世界保護地域委員会日本委員会)、自然公園研究会

日本造園学会平成27年度全国大会全体は、以下からご覧下さい。参加費が必要ですが、ミニフォーラムのみの参加者は例年無料です。詳細はまた改めて告知いたします。

http://www.jila-zouen.org/annualmeeting/3884